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「ヘルニアだから仕方ない」と言われた坐骨神経痛が改善した60代女性の症例

今回ご紹介するのは、60代後半の女性の患者さんです。

ご自身で事業をされており、普段は長時間座って事務作業をされることが多く、仕事を休むことが難しい生活を送られていました。

以前から右のお尻に痛みがあり、徐々に右太ももへ広がり、ひどい時には右ふくらはぎまでしびれが出るようになりました。

病院を2か所受診したところ、どちらでも「腰椎椎間板ヘルニアと診断され、約2か月間、週1回のブロック注射を続けました。

しかし症状は思うように改善せず、その後も複数の整骨院へ3〜5年間通院されましたが、

ヘルニアだからうまく付き合っていくしかないですね。

という説明を受けながら、痛みを抑え、悪化させないよう現状維持を続けている状態でした。

息子さんのご紹介で来院

そんな中、息子さんのご紹介で当院へ来院されました。

当院では、病院での診断を否定することはありません。

ヘルニアがあるという画像所見も大切な情報の一つです。

しかし、同じヘルニアと診断されても、症状の原因がすべて腰にあるとは限りません

そのため初回は検査・鑑別を丁寧に行い、「現在のしびれの原因がどこから来ているのかを一つひとつ確認しました。

その結果、この患者さんは腰椎の影響もあるものの、症状の大部分はお尻の深い筋肉である梨状筋周囲の緊張による影響が強いと考えられました。

神経症状は、腰椎由来が100%の方もいれば、筋肉由来が中心の方もいます。

また、腰椎が2割、梨状筋が8割というように、複数の原因が重なっているケースも少なくありません。

この患者さんは、お尻の筋肉による影響が約7〜8割を占めていると判断したため、腰だけではなく、お尻や太ももを中心に施術を行いました。

さらに、長時間座る生活によって股関節の前側にある腸腰筋が硬くなり、歩く時も股関節が十分に伸びない状態になっていました。

そのため、お尻・太もも・股関節周囲の筋肉を調整し、関節の動きを整えながら筋膜リリースも組み合わせて施術を行いました。

また、座る姿勢を長時間続けることで身体がその姿勢を「普通」と覚えてしまわないよう、座り方や立ち上がり方、歩き方についてもアドバイスを行いました。

運動習慣はほとんどありませんでしたが、新たに激しい運動を始めるのではなく、スーパーでは少し遠くへ車を停めて歩くなど、日常生活の中で無理なく身体を動かす方法をご提案しました。

1か月で大きく改善

通院は週2回のペースで継続し、約1か月で症状は7割ほど改善しました。

初めの頃は施術中に痛みを感じる場面もありましたが、回数を重ねるごとに筋肉の硬さや圧痛も減少し、患者さんからは、

先生が最初に『悪いところほど施術は痛く感じるけれど、良くなると痛みも減っていきますよ』と言われた意味が、本当に分かりました。

というお言葉をいただきました。

実際にかかった費用

施術費用は1回あたり約3,000円程度でした。

同じようなお悩みの方へ

ヘルニアと診断されても、現在感じている痛みやしびれの原因がすべてヘルニアとは限りませ

だからこそ当院では、病名だけにとらわれず、その方の身体の状態を一つひとつ確認し、本当の原因を探ることを大切にしています。

ヘルニアだから仕方ない」「長年しびれが改善しないとお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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