「注射もリハビリも受けたのに良くならない」「しゃがむのがつらい」「もう手術しかないのかな」
――そんな不安を抱えていませんか。
今回ご紹介するのは、両膝の変形性膝関節症と診断された60代半ばの女性です。数年前から膝痛があり、しゃがむ動作だけでなく日常生活にも支障が出ていました。
長年続けている習い事には正座する機会がありました。膝が悪くなってからは正座ができず、椅子に座って参加するようになっていました。「まだまだ趣味を楽しみたい」という思いもありました。
病院での注射やリハビリ、整骨院・整体院などにも通いましたが思うように改善せず、手術の話も出ていたため、ほとんど諦めかけていたそうです。そんな中、複数の友人から「膝ならたいよう整骨院」と聞き、半信半疑で来院されました。
来院時の状態
来院時は両膝とも変形が強く、膝を曲げられる角度は右膝が約80度、左膝が約45度でした。特に左膝の制限が強く、日常生活でも膝を深く曲げる動作が難しい状態でした。
最初に「変形した骨そのものを施術で元に戻すことはできず、完全に曲げきることも難しい可能性があります。ただ、痛みや現在の動きには改善できる余地があります」と説明しました。
「治る」の捉え方は人によって違うため、何ができるようになりたいのかを確認し、ゴールを決めて施術を開始しました。
当院で確認したこと
両脚は筋肉の張りが強く、むくみもありました。さらに膝関節の硬さ、お皿の動きの悪さ、長年の負担による筋膜の癒着もみられました。
変形性膝関節症でも、現在の痛みや動かしにくさのすべてが変形だけで決まるわけではありません。そこで筋肉・筋膜・関節など、改善できる可能性がある部分を確認しました。
施術内容と経過
まず足全体の筋肉を緩め、むくみに対して足先から上へ循環を促すように施術。膝周囲には筋膜リリースを行い、膝関節の調整と、お皿が動きやすくなるための手技も組み合わせました。
初回から両膝とも90度を超え、約100〜110度まで曲げられるようになりました。良くなった状態が戻りにくくなるよう、また負担が蓄積する前に整える目的で、最初の2週間は計6回施術しました。
その結果、膝は約150度まで曲がるようになり、痛みも大きく軽減。変形の状態からこれ以上の可動域改善は難しいと判断し、そこからは良い状態を維持することへ目標を切り替えました。
以前より約3倍長く動けるようになりましたが、当初は一日の後半に痛みが出ることもありました。そのため週1回、2か月目からは2週に1回へと間隔を延ばし、現在は約2か月に1回のメンテナンスで状態を維持されています。
「変形・軟骨のすり減り」で諦めかけている方へ
変形や軟骨のすり減りそのものを元に戻すことはできません。しかし、筋肉の張りや筋膜の癒着、関節やお皿の動きを整えることで、痛みや日常動作が変化するケースはあります。
こんな方にもおすすめ!・変形性膝関節症で日常生活がつらい方
・注射やリハビリでも変化を感じにくい方
・正座やしゃがむ動作ができなくなった方
・膝痛で趣味や習い事を諦めかけている方
・手術以外の方法も検討したい方
同じ変形性膝関節症でも、変形の程度や身体の状態、目指す生活は一人ひとり異なります。まず現在の状態を確認し、「何ができるようになりたいのか」を明確にしたうえで、自分に合った施術を選ぶことが改善への第一歩です
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