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【手術後も続く膝の痛みが改善】人工関節・内視鏡手術を受けた70代女性の症例

膝が変形しているから仕方がない

手術をしたのに、まだ痛みや動かしにくさが残っている

――このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

今回ご紹介するのは、両膝の変形があり、5年前に片膝の内視鏡手術、3年前に反対側の膝へ人工関節を入れる手術を受けた70代女性の症例です。

来院時の状態

患者さんはもともと活動量が多く、多少の痛みがあっても無理をしながら動き続けてきた方でした。病院では、両膝の変形と軟骨のすり減りを指摘され、歩行やしゃがむ動作、踏ん張る時の痛みや力の入りにくさは、それらが原因と説明されていました

人工関節を入れた側は、手術後から膝周辺の熱感と、足先が燃えるように熱く感じる症状が続いていました。内視鏡手術を受けた側にも痛みが残り、両膝とも日常生活で不安を感じている状態でした。

当院で確認したこと

変形や軟骨の減少が痛みに関係することはありますが、画像上の変化だけですべての症状を説明できるとは限りません

身体を確認すると、膝周囲だけでなく、太ももやふくらはぎを含む足全体に筋肉の強い緊張があり、筋膜の滑りも悪くなっていました。こうした状態では、血流やリンパの流れが滞りやすく、むくみや組織への圧迫が加わることで、痛みや動かしにくさにつながる場合があります。

そのため当院では、膝の変形だけに注目せず、関節の動き、筋肉の張り、筋膜の状態、左右差を確認しながら施術方針を決めました

施術内容と経過

施術では、膝周囲だけでなく、太もも、ふくらはぎ、足全体の筋肉と筋膜を丁寧に調整しました人工関節が入っている側は、手術部位へ無理な刺激を加えず、身体の反応を確認しながら慎重に進めました。

2回の通院を約2週間続けたところ、内視鏡手術を受けた側の膝痛は約8割改善しました。人工関節側も、膝の曲げ伸ばしや歩行、踏ん張る動作での力の入りやすさが改善しました。

一方、手術後から続いていた熱感や足先の燃えるような感覚については、数回施術を行いましたが、明確な改善はみられませんでしたその点は無理に「治せる」とはお伝えせず、医療機関での確認も含めて正直に説明しました

手術を検討している方へ

手術によって改善が期待できる症状もあり、必要な場合には大切な選択肢です。ただし、筋肉や筋膜、関節の動きが症状に関係している場合は、手術以外の方法で改善する可能性もあります

この患者さんも、当院の開院前に多くの病院や整骨院へ通った末に手術を選ばれました。施術後には、「もっと早く先生に相談できていればと話されていました。

当院では、改善が期待できるものと難しいものを検査のうえでお伝えし、必要であれば医療機関の受診もご提案します。

このような方は一度たいよう整骨院へご相談ください・膝の変形でお悩みの方
・手術後の痛みでお悩みの方

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