「膝が痛くてしゃがめない」「仕事だから休めない」「どこへ行っても一時的にしか良くならない」
――このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
今回ご紹介するのは、自営業をされている60代男性の症例です。
患者さんは飲食・調理関係のお仕事をされており、長時間の立ち仕事に加え、しゃがむ動作や重い物を持ち上げる作業を毎日繰り返していました。
以前から両膝に痛みがありましたが、特に右膝の症状が強く、来院時には90度以上曲げることが難しい状態でした。
整形外科では飲み薬や湿布を使用し、整骨院にもいくつか通われていましたが、大きな改善は感じられず、仕事が忙しいこともあって継続的な通院が難しかったそうです。
奥様の紹介で来院
そんな時、当院へ通われていた奥様の紹介で来院されました。
患者さんからは、「週に1~2回しか時間が取れないので、その中でできるだけ効果を出したい」というご希望がありました。
そこで、仕事や生活環境も含めて詳しくお話を伺いました。
職場はコンクリートの床で、冷蔵庫や冷凍庫への出入りも多く、足元が冷えやすい環境でした。また、お酒を飲む機会も多く、下肢には冷えやむくみもみられました。
当院では、膝が痛いから膝だけを施術することはありません。
身体を確認すると、大腿四頭筋(太ももの前側)と前脛骨筋(すねの前外側)の緊張が非常に強く、反対に太ももの裏側との筋肉のバランスが崩れていました。さらに前かがみ姿勢が続くことで股関節の動きも制限され、膝へ負担が集中しやすい状態になっていました。
そのため、膝周囲だけでなく、膝から下の筋肉、太ももの前後、股関節まで含めて調整を行いました。
施術では、筋肉を整えるメディカルマッサージに加え、膝関節と股関節の動きを改善する調整を組み合わせ、一回の施術効果を最大限に引き出せるよう進めました。
治療の経過
初回の施術後
しゃがめなかった膝がその場でしっかり曲がるようになり、ご本人も驚かれていました。
2回目
仕事の負担もあり、症状はある程度戻っていました。
そこで、「長年の身体の使い方によるクセが残っているため、良い状態を身体に覚えさせる期間が必要です」と説明し、まず5~6回を目安に集中的に施術を行う計画をご提案しました。
患者さんも納得され、週2回の通院を継続してくださいました。
3回目
症状の戻りが半分程度まで減りました。
4回目以降
4回目では1~2割程度、5回目にはほとんど戻らない状態となりました。
6回目には膝の痛みも安定し、日常生活や仕事で困ることがほとんどなくなったため、メンテナンスへ移行しました。
また、同時に悩まれていた両手の腱鞘炎も、膝の状態が落ち着いた後に重点的に施術を行い、約2週間で大きく改善しました。その後は週1回、さらに2週間に1回と間隔を広げながら良い状態を維持されています。
※症状の改善には個人差があり、必要な施術回数は身体の状態によって異なります。
施術費用は1回あたり約3,000円でした。
同じようなお悩みの方へ
当院では、「とにかく通ってください」という考えではなく、その方のお仕事や生活、身体の回復力を考えたうえで、最も効率よく改善を目指せる通院計画をご提案しています。
このようなお悩みの方へ「膝が痛くて仕事がつらい」「しゃがめない」「いろいろ試したけれど改善しなかった」
一人で我慢せず、ぜひ一度たいよう整骨院へご相談ください。