今回ご紹介するのは、中学生でバスケットボールをしている男の子の症例です。
膝の違和感
約1年前から膝に違和感が出始め、徐々に痛みが強くなっていきました。
特に半年前頃から症状は急激に悪化し、走る・ジャンプする・切り返す・踏ん張るといったバスケットに必要な動作がほとんどできなくなってしまいました。
歩く時も足を引きずるほどの痛みがあり、練習どころか日常生活でも膝をかばうような状態でした。
オスグッドと診断
病院では「オスグッド」と診断され、
「成長期だから仕方ない。」
「成長が終わるまでは付き合っていくしかない。」
と説明を受けたそうです。
また、近所の整骨院にも半年ほど通院されていましたが、筋肉をほぐす施術が中心で、思うような改善はみられず、症状は少しずつ悪化していきました。
本人も「高校でもバスケットを続けたいけれど、このままでは難しいかもしれない」と半ば諦めていたそうです。
そんな時、ご家族が当院の評判を聞き、来院されました。
細かな検査と鑑別
当院では、病院での診断を否定することはありません。
しかし、「病名が付いたから終わり」ではなく、「本当に今の症状の原因は何なのか」「少しでも改善できる要因はないのか」を確認するため、初回に細かく検査・鑑別を行います。
これは病院や他院の治療を否定するためではなく、その患者さんに最も適した施術を行うためです。
検査をすると、オスグッドによる膝への負担だけでなく、バスケット特有の前傾姿勢やオーバーワークによる筋肉の緊張が非常に強くみられました。
さらに、太ももの前後や左右の筋肉のバランスが崩れ、股関節から足首までの連動性も低下していました。
膝関節の動きにもズレがみられ、本来の動きが十分にできない状態でした。
スポーツ選手は、ほんのわずかな関節のズレや筋肉のアンバランスでも、プレー中の痛みやパフォーマンス低下につながることがあります。
そのため施術では、まず下肢全体の筋肉を丁寧に調整し、筋膜リリースを行いました。
さらに、左右・前後の筋肉のバランスを整えながら、膝や股関節の関節調整を行い、本来の動きを取り戻せるよう施術を進めました。
また、再発を防ぐため、身体の使い方やフォームについても細かく指導を行いました。
初回の施術で大きな改善
その結果、初回の施術だけで痛みは大きく軽減し、約1週間で3回施術を行った頃には、走る・ジャンプする・切り返す動作も問題なく行えるようになりました。
現在では試合前や大会前のコンディション調整としてメンテナンスに来院される程度で、痛みを気にすることなくバスケットを続けられています。
実際にかかった費用
施術費用は1回あたり約3,000円程度でした。
ご家族の喜びの声
本人だけでなく、ご家族からも「以前のように思い切りプレーする姿が見られて本当に良かった」と喜んでいただいています。
オスグッドと診断されると、「成長が終わるまで我慢するしかない」と言われることもあります。
もちろん成長期の影響はありますが、身体の使い方や筋肉のバランス、関節の動きなどを詳しく確認することで、症状の改善につながるケースも少なくありません。
同じようなお悩みの方へ
たいよう整骨院では、病名だけを見るのではなく、「その子が何に困っているのか」「どうすればまた全力でプレーできるのか」を第一に考え、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
「オスグッドだから仕方ない」と諦める前に、一度ご相談ください。





