「膝が腫れて痛い」「注射を続けても良くならない」「このまま人工関節になるのでは…」
――そんな不安を抱えながら生活されている方も少なくありません。
今回ご紹介するのは、自営業のお手伝いをされている70代女性の症例です。ご主人が家事をほとんどされないため、ご本人が動けなくなると家のことが回らない状況でした。そのため「できるだけ早く治したい」という思いで、たいよう整骨院へ通院し始めました。
来院時の状態
来院時は膝に腫れと痛みがあり、病院では変形性膝関節症、軟骨がすり減っていると説明を受けていました。週1回の注射を計6回受けましたが、ご本人としては改善を実感できず、むしろ少しずつつらくなっているように感じていたそうです。
周囲から人工関節の話を聞く機会もあり、「自分もいずれ手術になるのでは」と不安を感じていました。それでも「何か改善する方法があるのでは」と諦めずに探し、当院を受診されました。
当院で確認したこと
同じ変形性膝関節症でも、痛みの原因や身体の状態は人によって異なります。変形や軟骨の状態が影響することもありますが、関節の動きや筋肉の緊張、姿勢、反対側の足の使い方など、複数の要因が重なっているケースもあります。
今回確認すると、痛みのある膝には関節のバランスの乱れがあり、周囲の筋肉にも強い緊張がみられました。さらに反対側の股関節や臀部にも硬さがあり、身体を支えるバランスが崩れることで、痛みのある膝へ余計な負担がかかっていると考えました。
そのため、膝だけを施術するのではなく、反対側の股関節や臀部まで含めて身体全体のバランスを整える方針をご説明しました。
施術内容と経過
施術では、膝周囲の筋肉を丁寧に緩めながら膝関節の動きとバランスを調整しました。さらに反対側の股関節や臀部も入念に施術し、歩く・立つといった日常動作で膝だけに負担が集中しにくい状態を目指しました。
早く改善したいというご希望もあり、最初の1週間は3回来院していただきました。3回目には、日常生活で感じていた膝の痛みはほとんど気にならない状態まで改善しました。施術費用は1回3,000円ちょっとです。
その後は1週間ほど間隔を空け、良い状態が維持できているか1~2回確認して施術を終了しました。もともとヨガやセルフケアをされている方だったため、その後はご自身で身体を整えながら、困った時に相談していただく方針となりました。
変形性膝関節症・膝痛でお悩みの方へ
変形やすり減った軟骨そのものを施術で元に戻すことはできません。しかし、診断名が同じでも、現在出ている痛みの原因まで全員同じとは限りません。筋肉や関節、股関節など別の部分から膝へ負担がかかっている場合もあります。
また当院では、すべての方に長期間の通院を勧めるわけではありません。セルフケアができる方、定期的なメンテナンスを希望される方など、身体の状態や生活環境、ご希望に合わせて通院頻度をご提案しています。
こんな方におすすめ!・膝の注射を続けても変化を実感できない方
・変形性膝関節症と診断された方
・歩行や階段の上り下りで膝が痛む方
・人工関節や手術の話を聞いて不安な方
・忙しく、できるだけ早く改善したい方
同じ変形性膝関節症でも、痛みの原因や身体の状態は一人ひとり異なります。現在の状態を正しく確認し、ご自身に合った施術方法を選ぶことが改善への第一歩です。膝の痛みを年齢だけのせいだと諦めず、たいよう整骨院へ一度ご相談ください。