「朝一番の一歩が痛い」
「椅子から立ち上がる瞬間がつらい」
「しばらく座った後は膝が動かしにくい」
――そんな膝痛を「そのうち引くだろう」と我慢していませんか。
今回ご紹介するのは、右膝痛に悩まれていた70代男性です。症状が出始めたのは約半年前。以前なら痛みが出てもすぐに引いていたため、最初の1か月ほどは湿布を貼りながら様子を見ていました。
しかし、痛みが出たり引いたりを繰り返すうちに、徐々に痛む頻度も強さも増加。整形外科では骨に大きな異常は指摘されませんでしたが、症状は残っていました。その後、別の整骨院へ約3か月通院したものの、思うような改善がなく、むしろ痛みが強くなってきたため、知人から「膝ならたいよう整骨院がいいよ」と紹介され来院されました。
来院時の状態
特につらかったのが、じっとしていた後の「動き始め」です。朝起きた直後や椅子から立ち上がる瞬間、30分〜1時間ほど同じ姿勢を続けた後は強い痛みが出ていました。
動き続けると少し楽になるものの、動いた後にはジーンとした痛みや強い疲労感が残る状態。膝も約90度曲げると痛みが出て、右脚に十分体重をかけにくく、歩行も右脚をかばうようになっていました。
当院で確認したこと
膝だけに原因を決めつけず、筋肉の硬さ、膝関節の動きのバランス、お皿の動きに加えて、腰や股関節との関係も確認しました。
その結果、右膝だけでなく、腰や股関節周囲、反対側の股関節にも負担がみられ、膝関節の動きにも乱れがありました。
施術内容と経過
膝周囲の筋肉と関節だけでなく、腰の筋肉や関節、股関節も一緒に調整しました。費用は1回3,500円前後です。
ご本人の希望は「できるだけ早く痛みを取りたい」「膝への注射や人工関節はできれば避けたい」というものでした。仕事を続けながら通える範囲で、週2回を3週間、計6回の施術を提案しました。
初回施術後
約90度で痛みが出ていた膝は約120度まで曲げられるように。
体重をかけた際の痛みも大きく軽減。
2回目
来院時に大きな戻りはありませんでした。
3回目
終了時、痛みが1〜2割程度まで軽減。
4回目
終了時にはほとんど痛みが気にならない状態になりました。
膝関節の動きや腰からの影響も考え、残り2回は良い状態を安定させる目的で施術を行い、その後はご本人の希望で月1回のメンテナンスへ移行しています。
長引く膝痛でお悩みの方へ
同じ「膝痛」でも、膝だけを確認すればよいとは限りません。仕事内容や生活習慣、痛みの程度によって、必要な施術回数・期間・費用も変わります。
「少し痛いけれど、そのうち治るだろう」と長く我慢するほど状態が複雑になる場合もあります。なかなか痛みが引かないと感じた段階で早めに状態を確認することが、結果的に時間や費用の負担を抑えることにもつながります。
こんな方におすすめです・朝一番や立ち上がりで膝が痛む方
・長時間座った後の一歩目がつらい方
・膝だけ施術を続けても改善を感じにくい方
・注射や手術以外の方法も検討したい方
同じ診断名でも原因や状態は一人ひとり異なります。まず現在の身体を詳しく確認し、自分に合った施術や通院方法を選ぶことが改善への第一歩です。