「レントゲンでは異常なしと言われた。でも階段も歩くのも痛い」
「孫を抱っこしたら立ち上がれない」
――検査で大きな異常がなくても、膝の痛みに悩んでいる方は少なくありません。
今回ご紹介するのは、自営業のお手伝いをしながら、週の半分ほどお孫さんのお世話もされている60代前半の女性です。約3年前から左膝に違和感があり、良くなったり痛くなったりを繰り返していましたが、約1年前から本格的に悪化しました。
もともと通っていた整骨院でマッサージや電気治療を受け、筋力不足を考えて女性向けジムにも通いましたが改善せず。整形外科でレントゲンを撮っても大きな異常は指摘されず、湿布などで様子を見ながら生活されていました。
来院時の状態
最初は階段の上り下りがつらい程度でしたが、徐々に歩くだけでも痛むようになり、来院時には左足を引きずる状態でした。車の乗り降りもつらく、膝を90度以上曲げると激痛。しゃがんでお孫さんを抱っこすると、そのまま立ち上がれないこともありました。
そんな中、どこへ行っても良くならなかったご主人の膝がたいよう整骨院への通院後に改善したことから、「私も一度診てもらいたい」と来院されました。
当院で確認したこと
詳しく確認すると、目立った変形はなく、主にみられたのは脚の筋肉の強い張りと、膝関節の動きのバランスの崩れでした。
膝痛といっても原因は全員同じではありません。そのため当院では問診や検査に時間を取り、「どこが痛いか」だけではなく、どう動くと痛むのか、関節や筋肉がどう動いているのか、患者さんが何をできるようになりたいのかまで確認しています。
施術内容と経過
今回は筋肉を調整したうえで、膝関節がスムーズに動くように調整しました。施術時間は約10〜15分。初回から膝を最後まで曲げられるようになり、痛みも8〜9割ほど軽減しました。
長年続いた身体の使い方による癖や、ご本人の「しっかり安定させたい」という希望もあったため、2週間で計5回施術。2回目の時点でも8〜9割改善した状態を維持できており、その後は再発しにくい状態を目指して調整しました。
今回のケースでは、病院で注射や痛み止めによる治療を受けることなく、筋肉や関節の動きを整える施術によって大きな変化がみられました。
現在は月1回ほどのメンテナンスを続け、痛みはほとんどなく、時々疲れて重だるさを感じる程度です。お孫さんと公園で走ったり、旅行へ連れて行ったり、急に2〜3日お世話を頼まれても対応できるようになりました。
「異常なし」と言われた膝痛でお悩みの方へ
レントゲンで大きな異常がなくても、筋肉や関節の動きなどに痛みへ関係する要因が隠れている場合があります。反対に、同じ膝痛でも必要な施術や回数は一人ひとり違います。
こんな方にもおすすめです
・レントゲンでは異常なしと言われたのに膝が痛い方
・階段や歩行、車の乗り降りがつらい方
・マッサージや電気を続けても改善を感じにくい方
・お孫さんとの時間や旅行を元気に楽しみたい方
同じ膝痛でも原因や目標は人それぞれです。今の状態を丁寧に確認し、その方に必要な施術を選ぶことが改善への第一歩です。